2023年5月19日号1面 銀行界、有価証券含み損処理進む、メガ銀・12月期比8500億円減

地域銀はバラツキ
メガバンクや地域銀行で含み損を抱えた債券の処理が進んでいる。メガバンク3行は2023年3月期の債券関係損益に合計で約7千億円の損失を計上。22年12月末に合計2兆7222億円あった外債の含み損は8515億円減って1兆8707億円になった。地域銀行でも同様に処理が進んだものの、最終利益は好調だったメガ銀に比べバラツキがでた。
各行は米国の金利上昇を受け含み損が発生した外債などを損切りし、売却損を計上した。含み益のある株式の売却でカバーを図るも…
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