2023年7月7日号17面 特集 金融界の2023年株主総会、問われるガバナンス

PBR1倍割れ解消へ対話
金融界の2023年3月期の定時株主総会では、アクティビストを含む株主からガバナンスを問う声が数多く寄せられた。上場金融機関の大半は解散価値を下回る「株価純資産倍率(PBR)1倍割れ」の水準にあり、企業価値を向上させる改善への道筋を示すことが求められた。地域銀行では仕組み債販売が問題視され、顧客本位の業務運営に関する質問も目立った。
■険しい株価向上
東京証券取引所が3月末に株価や資本コストを意識した経営に関する改善策を要請したが…
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