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2023年10月20日号2面 日銀分析、社債金利「上乗せ」拡大、米利上げや市場機能低下で

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 日本銀行は、ベースレートの国債利回りに「上乗せする金利(スプレッド)」が拡大傾向にある社債市場の分析に力を注いでいる。日銀の定量分析では、2022年半ば以降、発行体の財務状況悪化といった「個別」要因に加え、米金利上昇・変動に起因する市場の「共通」要因が大きく作用していることが分かった。23年初めには、日銀の人為的な金利抑制策が発行体と投資家の金利目線にズレをもたらし、スプレッドの広がりにつながったとする推計結果もみられた。
 米欧の大幅利上げや高ボラティリティ(変動)相場は、超低金利政策が続く日本の債券市場にも起債時の「値決め」などに影響を及ぼしている。
 日銀が定量分析したのは…


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