2023年7月7日号4面 地域銀行、BaaS本格化へ NTTデータの共通基盤活用

京都銀行など40行が関心
地域銀行が、BaaS(サービスとしての銀行)事業を本格化させる。十六銀行は8月、岐阜県恵那市のスマートフォンアプリを活用したデジタル地域振興券に提供し、エンベデッドファイナンス(組み込み型金融)に乗り出す。活用するNTTデータの共通基盤には、京都銀行など40行程度が関心を示しており、地元のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援に活用を想定するケースが多い。
十六銀は住民が地域振興券を購入する際、預金口座から直接引き落とせるようにする。紙・現金レスで購入から決済まで完結できる。恵那市政策の参加店は…
【写真】BaaS基板から生まれるサービスの全体像(NTTデータ資料より作成)
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