2023年12月22日号12面 DXで克/勝つ 伊予銀行、日立製勘定系システムへ移行

グループ内で専門人財を育成
地方銀行界で先進的なデジタル戦略を推進する伊予銀行。取り組みを支えてきた基幹系システムを日立製作所が提供する勘定系パッケージ「OpenStage」に移行することを決め、2028年の稼働を目指す。同行のビジネスモデル「DHD(デジタル・ヒューマン・デジタル)モデル」を支える自営システムが大きな節目を迎えている。新システム導入の狙いや背景、デジタル人財の確保などについて稲田保実・上席執行役員システム部長(58)に聞いた。
■「バンキングハブ」で合理化
――OpenStageを選んだ理由は。
現行のシステムは、1990年に稼働したシステムがベースとなっており…
【写真】稲田保実・上席執行役員システム部長
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