2024年1月1日号6面 特集 生成AIの未来、先行組は実用へ競争優位に
金融界の生成AI(人工知能)活用が実用段階を迎えようとしている。大手金融機関を中心に、社内照会やプログラミングコード生成など実証実験・試験運用の検証を終えつつある。課題を修正しつつ導入効果を発揮するフェーズに入る。一方、未着手の金融機関も多い。2024年は活用の有無で競争力に格差が生まれる可能性がある。
■新入社員が即戦力に
「年明けから事務効率化の効果が相次いで出てくるのではないか」――。金融データ活用推進協会(FDUA)の岡田拓郎代表理事は期待を寄せる。
米マサチューセッツ工科大学の研究によると…
【写真】プログラミングコードを生成し、エンジニアリング力を強化する動きも(遠州信金本部)
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