2026年7月17日号3面 金融界、AI無断使用で漏洩リスク、規定整備追い付かず

生成AI(人工知能)サービスが急速に普及する中、会社の許可なく社員が無断で使用する「シャドーAI」によるリスクが、金融界で高まっている。業務効率化を目的に活用が進む一方で、社内規定の整備が追いつかず、情報漏洩(ろうえい)リスクの増大が懸念されている。
「生成AIがないと業務が回らない」――。こう話すのは首都圏の大手信用金庫本部に勤務する40代男性。メール作成や稟議(りんぎ)書の原文づくりに、米IT大手Google(グーグル)が提供する「Gemini(ジェミニ)」が欠かせない。ただ、私的に契約して使っており、本部は業務利用を認めていない。
こうした状況で懸念されるのが情報漏洩リスク。資料作成や情報収集などに利用が広がる半面…
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