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ニッキン抄 2026.7.17

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 太平洋の赤道付近で海水温が高くなって発生するエルニーニョ現象。南米ペルー沖で海域の異変が今春から続く。気象庁の監視速報は秋までの継続を100%と予想する。さらに発達する「スーパー」になる可能性も高まる▼この現象は熱波や干ばつ、豪雨をもたらし、気候を狂わせる。異常な暑さが続く欧州では、熱中症などで多数の死者が出ている。農作物の不作も招き食品やエネルギー価格が高騰し、物価高の要因がまた増える。地球から届く「予期せぬ請求書」のようだ▼日本も梅雨が明け、各地で気温35度以上の猛暑日が続く。ただ、本来はエルニーニョ現象が発生すると日本は冷夏や長雨に悩まされるはず。気象メカニズムとは違う事態に、ややとまどう▼スペイン語が語源のエルニーニョは英語で「神の子」を意味する。温暖化を招く行為にストップをかけない人類への警告か。今一度考えてみたい。2026.7.17


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