2022年9月23日号7面 地銀界、船舶ファイナンス強化

山陰合同銀行・中国銀行・福岡銀行など、ファンド会社に派遣
地方銀行は、船舶投資ファンドを運営するアンカー・シップ・パートナーズ(ASP、東京都)へのトレーニー派遣を通じて、シップファイナンスの強化を図っている。現在、山陰合同銀行、中国銀行、福岡銀行が行員を各1人派遣しており、同社の社員とともに業務に当たっている。期間は銀行によって異なるが、概ね1~2年半という。3行以外にも、これまでに広島銀行や大分銀行が行員を派遣している。
ASPは、日本興業銀行(現みずほ銀行)でシップファイナンスに携わっていた元行員らが2007年に立ち上げた。地方銀行などからの「専門性の高い人材を育成したい」という要請を受けて、…
【写真】アンカー・シップ・パートナーズの職場で働く中国銀行の柴田さん(9月8日)
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