2019年2月15日号1面 新連載『マイナス金利3年』(上)「しんどい環境」まだ続く
金融仲介、黄信号ともる
日本銀行が2016年2月16日にマイナス金利政策を導入して3年がたつ。史上初の“劇薬”は市場金利の強力な下押し圧力となり金融機関の預貸金利ざや縮小、収益低下を招いた。2%の物価上昇は依然遠く、金融システム脆弱(ぜいじゃく)化や市場機能不全などの弊害は甚大だ。金融・経済への影響を検証する。
【写真】緩和の副作用には注視する姿勢を示す黒田総裁(1月23日)
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