2022年4月15日号1面 金融庁・日銀、シ・ローン移行対応を注視、ドルLIBOR公表停止で
金融庁と日本銀行は、2023年6月末に公表停止となるドル建てのロンドン銀行間取引金利(LIBOR)から代替指標への移行対応のうち、特にシンジケートローンの動向を注視していく。シ・ローンは数多い金融機関による調整が必要になるため、相対融資に比べて切り替えに時間がかかる。22年秋以降の対応加速が不可欠とみて、個別ヒアリングや調査を通じて進捗(しんちょく)状況を把握する。
金融庁・日銀の調査によると、23年6月末をまたぐ国内金融機関のドルLIBOR参照貸出は、21年12月末時点で約9千億ドル(約112兆5千億円)。うち4割強は…
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