「ニッキンONLINE」創刊!
 
HOME > 「ニッキン」最新号から > 法令制度政策 > 2023年1月1日号5面 特集 サプライズ“政策修正”に市場揺れる 円債の「日銀リスク」顕在化

2023年1月1日号5面 特集 サプライズ“政策修正”に市場揺れる 円債の「日銀リスク」顕在化

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 2022年12月の金融政策決定会合で長期金利(10年物国債利回り)の許容変動幅を「±0.25%」から「±0.5%」に拡大した日本銀行。黒田東彦総裁のもと、政策の柱である「イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)」に手を付けないと見られていたなかでのサプライズ“修正”は、「日銀リスク」を強く意識させる格好に。国内債券の残高積み増しやデュレーション(平均残存期間)長期化によって金利リスクを膨らませてきた金融機関では、含み損といった「重し」を抱えての一年の始まりとなる。
 ■市場の「歪み」看過できず
 「まさか年内に“動く”とは」(債券ディーラー)――。22年12月20日12時01分、会合結果が記された「声明文」が明らかになると…


ニッキンのお申し込み

ご購読のお申し込みは、インターネット・FAXで受付けしております。

申込用紙をFAX(03-3262-2838)またはお近くのニッキン支社・局までお送りください。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事