2022年11月25日号2面 実像 地域で生きる(4)岐阜に「エコシステム」を

企業支援の“ハブ役”へ
【名古屋】岐阜に地元企業の支援を担う「金融エコシステム」を――。脱コロナへ向けた支援で“連携力”がキーワードの一つにあがるなか、岐阜県信用保証協会を中核に金融機関や経営支援機関らで構成する連携体の構築を進めてきた。支援のハブ役となるエコシステム形成に至るまでの道のりをひもとくとともに、連携ネットワークを生かした脱コロナ支援への挑戦をみた。
■「連携体」が手本に
岐阜県は人口約200万人(全国17位)の地域ながら、預金量5兆円を超える大垣共立銀行や十六銀行に、メガ信金とも称される岐阜信用金庫を加えた主要3金融機関、さらに2つの信用保証協会が共存する全国的にも特異な環境下にある。先んじて連携体が生まれた要因の一つに
【写真】2013年2月に第一回の岐阜企業力強化連携会議を開催した
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