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2017年4月21日号19面 ネット不正送金が減少、16年被害額は16億8700万円

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 金融界、協同組織で対策進展

 

 金融界で、インターネットバンキング(IB)不正送金の被害額が減少に転じた。警察庁の調査では、2016年のIB不正送金被害額は1291件・16億8700万円と過去最悪だった15年の30億7300万円から大幅に減少。特に信用金庫など協同組織金融機関の被害が急減しており、不正送金対策への取り組みが被害増加に歯止めをかけたとみられる。

 

 
 

インターネットバンキング不正送金被害状況推移(警察庁調べ)<ニッキン2017年4月21日号掲載>

インターネットバンキング不正送金被害状況推移(警察庁調べ)<ニッキン2017年4月21日号掲載>
 

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