2020年2月21日号19面 日本銀行、低い金融知力に警鐘、トラブル防止へ教育促す
日本銀行は、海外に比べて低水準にある日本の金融リテラシーに警鐘を鳴らしている。超高齢化社会が到来するなか、特殊詐欺や多重債務といった金融トラブルの被害は多発。「リテラシーの向上が有効な防衛手段」として「学校や大学などでの金融教育の果たす役割は大きい」(雨宮正佳副総裁)と促している。
雨宮正佳副総裁は2月14日に都内で、2019年に金融広報中央委員会が実施した「金融リテラシー調査」の結果に基づき講演。経済協力開発機構(OECD)の同種の調査で…
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