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ニッキン抄 2019.6.21

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 兆す、しとど、闇。いずれも今頃のシーズンを表す言葉を前に加えて呼ぶ言い回しだが、あまりなじみがない。夏の季語・梅雨である。「雨のことば辞典」から引いた▼雨にまつわる言葉だけで1200語。降り方や時期の違いで実に多彩な呼び名がある。著者の倉嶋厚氏は「古来、日本人は災害と恵みの両方を持ってくる雨と付き合いながら暮らしてきた」とわけを記す▼昨年7月には西日本を襲った豪雨が200人を超す貴い命を奪った。辞典には「暴れ梅雨」など水害に及ぶ言葉も少なくない……と、書いていた直後の6月18日の夜、新潟・山形で最大震度6強の地震が発生。1年前の同日朝には大阪北部地震があった。想定外への備えに気が抜けない▼どんよりした雲は金融界にも漂う。長引く低金利や米中貿易摩擦による景気の不透明感。ここにきて米国の早期利下げ観測から、日本銀行による追加緩和の可能性も浮上。くれぐれも“暴風雨”に発達しないことを祈る。2019.6.21


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