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ニッキン抄 2020.10.2

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 「産声に一人追加を急に書き」。赤ん坊が生まれ、慌てて書き加えたほほ笑ましい様子が目に浮かぶ。ちょうど100年前に行われた第1回国勢調査時にはやった川柳である▼政府は調査を全国民に浸透させるため、大々的に宣伝。標語の募集や替え歌も登場するなど“国を挙げてのお祭りさわぎ”だったという。人々は調査を「一等国の仲間入り」と捉え、参加に誇りを感じていたそうだ▼令和に入り、初の国勢調査が10月7日を期限に行われている。初回当時のような高揚感を抱けないのは、国の厳しい将来予測もあろう。増え続けてきた人口が5年前の調査で初めて減少。出生数は2019年に過去最少の86万人となり、少子化の加速度が増している▼それだけに、子育て世代の仕事との両立支援が欠かせない。支援策が充実する銀行界は出産後の就業継続率で他業界をリードし、心強い。少子化の悪循環を断ち切って、たくさんの“産声”が聞こえてくる日を待ちたい。2020.10.2


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