2019年6月14日号3面 銀行界、「国内預貸率」2業態の差が拡大、大手行55%・地域銀行75%

ビジネスモデルの違い反映
銀行界で、大手行と地域銀行の「国内預貸率」の差が拡大している。都市銀行など大手行は、1990年代後半に100%を超えていたが、預金増加などから低下傾向にある。地域銀は、不動産融資の伸長などで近年は上昇。業態間の乖離(かいり)幅は拡大を続け、足元では約20ポイントに広がり、国内融資に対するスタンスの差が鮮明になってきている。
日本銀行の統計によると、大手行の預金・貸出金残高は直近の20年で預金は…
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