2026年1月1日号2面 特集 新春インタビュー 半沢・全銀協会長、日本経済の変革後押し

賃金と物価が上昇する好循環サイクルが定着し、日本銀行は2025年12月に政策金利を約30年ぶりの水準となる0.75%に引き上げた。同年10月には日経平均株価が初めて5万円台に到達するなど、日本経済再成長への道が開き始めた。指数関数的に性能が向上するAI(人工知能)の登場は業務のあり方を変え、活用の巧拙が競争力を左右する。全国銀行協会の半沢淳一会長(三菱UFJ銀行頭取)に銀行界の展望や課題などを聞いた。
■「歴史的な転換期」を実感
――2026年の展望は。
「2025年は私たちが経済・社会構造の歴史的な転換期にいることを実感した1年だった。最大のテーマは米国の関税政策への対応で…
【写真】半沢 淳一・全国銀行協会会長
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