2022年8月5日号4面 大手損保 ウクライナ情勢が影響、サイバー保険好調

大手損害保険会社が中小企業などに提供するサイバー保険が好調だ。ロシアによるウクライナ侵攻後にサイバー攻撃が急増し、リスクが顕在化したのが一因。2022年4~6月の契約件数(新規+更新)は、あいおいニッセイ同和損害保険(AD)が前年同期比77.3%増加となるなど急伸した。三井住友海上火災保険(MS)では「22年度は(保険料収入で)約2割増が目標だが、現在の進捗(しんちょく)は目標の2倍のペース」と好調に推移する。
同保険は、サイバー攻撃を受けた後の賠償責任や情報漏えい、事業中断などの各種リスクを包括的に補償する商品。補償内容の細部は各社で異なる。
損害保険ジャパンでは…
【写真】大手損保各社が提供するサイバー保険の契約件数は着実に伸びている
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