2022年3月18日号9面 呉信金、個人宅への訪問減らす、事業支援や職域営業に注力

【広島】「定期積金の集金を原則廃止した2003年以来の転換」。呉信用金庫(広島県)の向井淳滋理事長は、4月からの営業改革をそう位置づける。個人融資の獲得を目的とした個人宅訪問を縮小。ローンセンターや非対面チャネルで「ニーズを集める体制」に切り替える。その分、営業店は事業者向け融資や本業支援、職域営業を強化する。
渉外係の大半を占める「地区担当」は、消費者ローン営業をはじめ個人取引に多くの時間を割いている。だが、現役世代との面談は難しく、…
【写真】事業者訪問充実へ。融資先の社長(右)と話す入庫3年目の木原健太さん(3月10日、南原精肉店)
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