2020年9月18日号10・11面 特集 金融界の2019年度役員報酬
6割以上の銀行で減少、1億円超は15人
全国銀行と、その持ち株会社105行・社(85行・20社)の取締役・執行役(2020年3月期の有価証券報告書ベース、社外役員と監査等委員は除く)の2019年度役員報酬総額は262億3900万円で、前年度から4.6%減少した。全体の64%に当たる68行・社が報酬を減らした。報酬1億円以上の開示対象者は前年度と同じ15人だった。業績報酬の決定過程の開示を求める規制の適用から二度目を迎え、各行・社で情報の充実が進む。信用金庫は集計対象の108信金のうち、43信金で報酬総額が増加し、5信金で5億円を超えた。
金融商品取引法に関する内閣府令改正により、業績連動報酬の決定過程・方法を示すことが求められるようになってから、二度目の開示を迎えた。3メガバンクグループの2020年3月期の有価証券報告書では…
【写真】報酬1億円超の開示対象者の数が10人と邦銀最多の三菱UFJフィナンシャル・グループ
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