2021年4月9日号3面 生保各社 地域銀行株売却の動き 資本規制見据えリスク削減
生命保険各社は、2025年に導入される新たな国際資本規制に対応するため、保有株式の圧縮を急ぐ。大手生保幹部は「資産ポートフォリオのなかで、リスクの高い株式売却や銘柄の入れ替えが加速するだろう」と指摘。一部生保が地域銀行株の売却を検討するなど、地域銀に波紋が広がる。生保と地域銀はこれまで銀行窓販や地方創生などで連携を深めてきただけに、影響が懸念される。
簿価ベースで約5兆円の国内株式を保有する日本生命保険は…
【写真】日本生命は2021年度、約250億円の地域銀株売却を予定
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