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2022年5月27日号1面 地域銀行、外債含み損急増 2022年3月期、有価証券評価益1.5兆円減

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 地域銀行の有価証券含み損が膨らんでいる。2022年3月期の満期保有目的を除く有価証券の評価額(連結)は、81行・グループ(G)合計で前年同期よりも約1兆5千億円(30%)目減りした。米国を含む世界的な金利上昇(債券価格の下落)を受け、外国債券の含み損急増が主因。4月以降も金利上昇が続いており、「有価証券運用は非常に難しい局面」(柴田久全国地方銀行協会長)を迎えている。
地域銀85行・Gのうち、非開示のおきなわフィナンシャルグループ、琉球銀行、東京スター銀行、福岡中央銀行以外を集計した。種目別の評価額は、株式が前年同期比約4900億円(11%)減、債券が同約3700億円(199%)減、外債や投資信託などの「その他有価証券」が同6400億円(142%)減だった。
 債券と「その他」は、…


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