2022年7月1日号1面 各国の銀行監督当局、気候リスク管理で連携、バーゼル委“原則”踏まえ
世界の銀行監督当局は、気候リスク管理の高度化に向けて連携を強化する。バーゼル銀行監督委員会が6月までに全18項目の原則を定めたことで、共通の目線に基づき当局間で対話する環境が整った。先行する欧州に続き、国内ガイダンス作りに弾みがつきそうだ。
気候変動に伴う災害の激甚化や脱炭素に向けた社会の変化は、銀行の健全性への影響が懸念されている。各国の監督当局で構成するバーゼル委はこうした新たなリスクへの規制・監督上の対応を検討するため…
ニッキンのお申し込み
ご購読のお申し込みは、インターネット・FAXで受付けしております。
申込用紙をFAX(03-3262-2838)またはお近くのニッキン支社・局までお送りください。