2024年11月1日号8面 特集 東証、取引時間30分延長、投資機会増やし活性化へ一歩
東京証券取引所は11月5日から、取引終了時間を30分延長し15時30分までにする。終了時間の変更は1954年以来、70年ぶり。投資機会の拡大による市場活性化を狙うが、取引時間の長い欧米主要取引所との差はなお大きく、効果は未知数だ。上場企業は投資家ニーズを反映した情報の適時開示が一段と問われる。
■海外と差縮める
取引時間延長の背景には、2020年10月に発生した東証の大規模システム障害がある。再発防止策の検討で設置された協議会で…
【写真】売買活性化が期待される東京株式市場(東証アローズ)
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