2024年11月1日号2面 日銀調査、不動産市場に過熱感、「ミニバブル期」上回る
日本銀行は、金融機関の商業用不動産向け投融資に対する視線を強めている。東京都心など都市部を中心に高額帯の取引が増加。経済実態と比べた関連投融資残高の割合や賃料に対する不動産価格の水準は、リーマン・ショック前のミニバブル期(2000年代半ば)を上回る。不動産取引業者の販売在庫も積み上がり、景気変動による将来的な価格調整リスクが膨らむ。
「不動産関連投融資が趨勢(すうせい)的に増加している」…
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