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2018年5月18日号11面 大手行5グループの2018年3月期決算、4期ぶり増益も本業低迷、株式売却・戻り益が下支え

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 手数料強化・構造改革を加速
 大手銀行5グループの2018年3月期の連結当期純利益は17年3月期比6.7%増の2兆6905億円になった。4期ぶりの増益。マイナス金利政策の導入以来、2度目の年度決算。資金利益の低下は続き、本業のもうけを示す実質業務純益は17年3月期比7.8%の減少。政策保有株式の売却益や、与信関係費用の戻り益などでボトムラインを下支えした格好だ。厳しい環境のなかで、各社は非金利収益の拡大やグループ経営の強化、構造改革を進める。
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)、三井住友フィナンシャルグループ、りそなホールディングス(HD)、三井住友トラスト・ホールディングスの4社が当期純利益を……

【写真】決算発表する大手行5グループのトップ。みずほFGの坂井辰史社長(右上)、MUFGの平野信行社長(上中央)、三井住友FGの國部毅社長(左上)、りそなHDの東和浩社長(右下)、三井住友トラストHDの大久保哲夫社長(左下)(5月11日、14日、15日、日銀)


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