2019年3月29日号2面 金融庁、安定調達比率導入を延期、遅れる欧米に柔軟対応
海外見極め、再決定へ
金融庁は国際基準行に対し、資金繰りの流動性確保を求める安定調達比率の導入時期を延期する。2019年3月期から適用する計画だったが、欧米で国内ルール化が遅れており、先行した場合の市場への影響を考慮して判断した。規制の適用時期は海外当局の動向を見極め、再度決める方針。メガバンクグループ(G)などから海外の金融機関との公平性を危惧する懸念が出ていた。
14年10月の国際合意以降、…
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