2021年12月3日号2面 実像 政治と金融(上)初当選議員3氏に聞く 金融庁・日銀から政界へ

平成の金融危機、リーマン・ショック、老後2000万円問題――。時に金融は政治の焦点となり、国会で議論が白熱する。繰り広げられる舌戦と水面下での交渉は、金融庁の発足やセーフティーネット機能の充実につながり、批判を受けながらも国民生活に欠かせないインフラを守るための改革を実現してきた。12月に入り、2022年度の予算編成や税制改正に向けた議論が本格化。足元ではコロナ禍からの出口戦略が課題として浮上し、再び関係が近づく政治と金融の接点に迫る。1回目は、金融庁や日本銀行でキャリアを積み、10月の衆議院議員総選挙で初当選を果たした与野党の国会議員3人に、政治家を目指した理由や金融行政・金融機関に対する考えを聞いた。
【写真】(左から)自民党・小森卓郎氏、立憲民主党・藤岡隆雄氏、自民党・神田潤一氏
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