2021年2月12日号11面 特集 【地域にスポット】中・四国地区4信金、販路開拓支援
地域商社と稼ぐ力強化
【広島・高松】「都心でも通用する商品はある」――。香川県の食品加工業者は、東京の物産展で予想以上の売れ行きがあり自社製品へ自信をみせる。しかし、中小企業の多くは営業面のノウハウ・人員に課題を抱えており、東京や大阪など一大消費地での販路開拓に苦戦。県外に限らず「地元スーパーや観光施設など県内での売り込みも不十分」(信金役員)との声もある。それら課題に対し、中・四国地区の4信用金庫では地域商社と力を合わせ、取引先の販路開拓を応援する。
■津山信金、持続可能な農産業に
津山圏域版の「農業ビジネスモデル」で持続可能な農産業の確立を――。津山信用金庫(岡山県、松岡裕司理事長)は、津山市との共同出資で2020年10月に設立した地域商社「曲辰(かねたつ)」(津山市)を軸に…
【写真】東京東信金錦糸町支店での津山物産展を視察する(中央右)東京東信金の中田清史理事長と津山信金の松岡裕司理事長(同左、2020年11月26日)
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