2021年10月15日号2面 実像 コロナ苦境 ともに闘う(下)再生支援、時間との勝負

対話で解決策導く
コロナ禍の長期化で先行きが見通せず、手元資金を厚めに調達した企業は少なくない。業況が改善しなければ融資は不良債権化する恐れがあり、地域を支える金融機関自身の体力も奪う。再生支援は「時間との勝負」になってきた。
■年末にかけ倒産懸念
「融資は(延命の)時間稼ぎにはなったが、返さないといけない。特に個人営業の先はとても売り上げが回復しているとは思えない」――。静岡商工会議所観光・飲食部会長の久保田隆氏は危機感を募らす。
コロナの打撃を受けた業種への国内銀行の貸出残高は…
【写真】ホテルあかねの西山専務(左)と情報交換するさがみ信金の小澤代理(中央)と廣瀬真支店長(右、9月15日、ホテルあかね)
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