2024年7月26日号10面 特集 再考 地方創生(4) 地域銀行が農業お手伝い

農業は、作物の種類や味の特色などによって、地域性を発揮しやすい地場産業だ。各地域の特産品は、加工食品や飲食店のメニュー開発、海外輸出などすそ野も広い。農業支援はかつてJAグループの独壇場だったが、農業経営の大規模化や「六次産業化」などの環境変化もあって、地域銀行も支援姿勢を強めている。海外進出支援、ファンド出資、官民連携の3事例を取材した。
■山形銀行、タンザニア進出後押し
【仙台】山形銀行は、青果市場や環境分析業者などの外部企業と連携し、農業関連事業者の課題解決を支援している。また、国内農業関係者による海外展開ニーズの高まりを受け…
【写真】タンザニアで農場従業員からコメの収穫方法を聞く担当者(左、7月4日、山形銀行提供)
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