2024年8月2日号15面 特集 東北地区4地域銀行、半導体工場進出を支える

地域経済発展へスクラム
【仙台】宮城県の大衡(おおひら)村が、台湾の大手半導体受託製造PSMC(力晶積成電子製造)とSBIホールディングス(HD)が共同建設する半導体工場の予定地に選定された。村井嘉浩知事は5月、一連のプロジェクトに対する投資総額を8千億円から9千億円(県内総生産額の約9%)へ引き上げると発表。大規模な資金需要が見込まれる。七十七銀行やSBIHDと提携する仙台銀行、きらやか銀行、福島銀行は「半導体プロジェクトチーム(PT)」を設立。資金調達や地域経済への波及に向けた支援策を模索している。
■受け入れ体制整備
七十七銀行のPTは、地元の企業支援だけでなく、台湾から来日する従業員約250人に対する生活基盤の確保もサポートしていく。想定するニーズは…
【写真】七十七銀行プロジェクトチームメンバーの(左から)伊藤祐史プロジェクトマネージャー、森行良部長(当時)、山口光太郎プロジェクトマネージャー(5月23日、七十七銀行本店)
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