2025年12月12日号1面 地域銀行、シ・ローン管理 ひっ迫、幹事案件積み上がりで

地域銀行で、シンジケートローン組成後の契約管理が重荷となっている。アレンジャー(幹事金融機関)としてシ・ローン案件の掘り起こしに力を注ぐ先が広がり、組成後の資金実行管理や融資先のトラブル発生時対応といった「エージェント業務」の負担が増大。管理部門の人員が制約されるなか、AI(人工知能)など先進技術を活用して業務を効率化する先も出始めている。
金利収入に依存しない収益モデルの構築へ、手数料ビジネスなどの増強を急ぐ地域銀。とりわけ、法人向けサービスの伸びは顕著だ。日本銀行の統計によると、シ・ローンやM&A(合併・買収)仲介の関連収益は…
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