2022年8月19日号17面 山梨中央銀行、有価証券運用で新体制構築、売却益狙いポート区分設定
和キャピタルと連携
山梨中央銀行が投資助言業を手がける和(なごみ)キャピタル(東京)と連携し、有価証券の運用体制を抜本的に見直している。外部環境の不確実性が増すなか、従来のインカムゲイン(利息配当収入)中心の運用では収益改善に限界があると判断。和キャピタルのアドバイスのもと、機動的な運用でキャピタルゲイン(売却益)も得ながら収益を確保できる体制を目指す。
有価証券運用は“預貸差の調整弁”と認識されがちな地域金融機関のなかで、バランスシート(BS)全体での収益力強化を標榜(ひょうぼう)する同行は重要な収益源と位置づけ新体制構築に動いた。山梨中央銀は…
【写真】和キャピタルの役員(中央奥)とオンラインで月次ミーティングを行う山梨中央銀行市場国際部の担当者(7月19日、山梨中央銀行本店)
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