2023年1月27日号1面 上場生損保、2023年度以降・IFRS導入へ、金融庁が報告規制緩和

上場保険会社による国際会計基準(IFRS)の採用が視野に入ってきた。各社が注視していた保険契約に関するIFRSの新会計ルールが1月から発効。日本基準に限定されていた保険業法上の財務報告も規制が緩和される。IFRSの導入で、海外子会社との会計基準統一によるグループ経営管理の向上などが見込める。MS&ADインシュアランスグループホールディングス(HD)は2024年度からの適用を目指す。
■グループ管理を向上
金融庁は保険業法に基づき、保険会社に連結財務報告書やディスクロージャー資料などを日本会計基準で作成するよう義務付けてきた。近く同法施行規則などを改正し…
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