2023年8月25日号8面 信金界、店舗運営が多様化、ポストや評価面で課題も
信用金庫業界で、店舗運営の多様化が加速している。新型コロナウイルスの感染拡大など契機とした来店客減少に加え、人手不足や人材育成を理由に、営業店を機能に応じて母店と子店に分ける「グループ化」が拡大。業務効率化などに寄与する一方で、役席ポストの減少や業績評価面の課題も浮き彫りになっている。顧客接点強化に向けて、周辺地域のニーズに合わせた拠点を設置する動きもある。
東京都信用金庫協会が、会員24信金の業務効率化に向けた取り組みをまとめて、6月に還元したアンケートによると、…
【写真】沼津信金北支店では、カウンターレスの相談ブースで口座開設や定期預金の手続きなどをサポートする
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