2025年1月24日号1面 地域金融機関、難度増す国債運用、利回り、上方シフト加速

日本銀行が段階的利上げスタンスを継続するなか、債券運用の難易度が一段と増している。国内収益の割合が大手行に比べて高い地域金融機関では、投資妙味の増す国債運用への回帰が鮮明化。ただ、債券価格が幅広い年限で下がる利上げ局面では、含み損拡大によって財務に打撃を与えるリスクもはらむ。金利見通しの正確性や運用の機動力・柔軟性が求められる。
国債イールドカーブ(利回り曲線)は上方シフトが加速。…
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