2026年9月18日号10面 特集 東京都内3機関、AIが創る対話の価値

協同組織金融機関は生成AI(人工知能)に何を求めるのか。その先に見据えるのは、意外にもアナログな「対面営業」だ。稟議(りんぎ)書作成や問い合わせ対応などの業務を効率化し、創出した時間を顧客との対話に振り向ける。壁打ちを通じて提案の精度を高め、新たな案件の発掘や取引先支援にもつなげる。多様な活用が広がる生成AIの真の狙いは、最大の強みである「フェース・ツー・フェース」に磨きをかけることによる関係構築と取引先支援の強化にある。課題を乗り越えて、信金・信組界で先行する東京都内3機関の取り組みを追った。
■城南信金、初期から定着まで伴走
城南信用金庫は10月から取引先の中小企業を対象に、neoAI(東京都)の法人向け生成AIサービス「neoAI Chat」の導入・活用支援を本格化する。自金庫での活用経験を生かし…
【写真】企業へのDX支援について打ち合わせする城南信金システム部(9月7日、城南信金用賀事務センター)
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