2024年12月20日号18面 金融労組この1年、問われる労使の「共創」、2025年春闘・適正配分が焦点

金融労組は、2024年春闘で2年連続の満額ラッシュが実現した。「金利ある世界」に突入するなか、労使の関係性は異なる意見をぶつけ合う「対立」から、賃上げの一致した方向性に向け互いに歩み寄る「共創」のスタイルに変わりつつある。これまで若手層に対し重点的な賃上げを実施してきたため、25年春闘は各世代の「適正分配」が焦点になりそうだ。
24年春闘は、物価高騰や人手不足を背景に大幅な賃上げで合意した先が相次いだ。みずほフィナンシャルグループや三井住友銀行のほか…
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