2018年6月8日号2面 金融庁、地域銀行へ含み損処理促す、「コア業純」超えに警鐘
有価証券運用加速で
金融庁は、地域銀行に対して外国債券など有価証券の含み損を適切に処理するように促している。望ましい水準として示唆するのは「年間のコア業務純益」の範囲内などで、可能な限り期間損益でカバーできるレベルにとどめるように伝え始めた。多額の損失を抱えると経営の自由度が制約される恐れが大きいためだ。含み損が拡大すればバランスシートの改善に時間がかかるとともに、リスクテイク力が低下する懸念もある。
含み損を処理する時期を決めるのは……
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