2025年9月26日号15面 特集 九州地区金融機関、アジア進出 全力支援、強み生かし 輸出導く

【福岡】「アジアの玄関口」と称される九州。日宋貿易や南蛮貿易、江戸時代は鎖国政策の拠点として、古くから海外との交易が盛んな地域だった。門司税関によると2024年の九州経済圏(九州全県・山口県・沖縄県)の輸出総額は12兆4307億円。うち、アジア圏は7兆6213億円で約60%を占める。九州地区金融機関は、海外拠点や外部機関のネットワーク、貿易実務の知見を持つ行員が取引先の多様なニーズに応える。アジア進出支援の特長的な取り組みをみた。
佐賀銀行、知識習得に貿易検定
佐賀銀行は、海外支援業務に携わる人材育成に注力する。法人営業担当者を中心に「貿易実務検定C級」の資格取得を奨励。現中期経営計画終了の2027年度末までに…
【写真】佐賀銀行は、8月に香港で開催されたアジア最大級の食品見本市に取引先と出展。海外短期研修の一環で、派遣行員もサポート(8月14日、香港コンベンション&エキシビション・センター、佐賀銀行提供)
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