2019年9月6日号4面 みずほ信託銀行、財産管理の不安に“備え”、認知症対応の新商品

「診断書」で支払い制限
みずほ信託銀行は9月3日、認知症発症に不安を持つ人が前もって将来の財産管理に備えられる「認知症サポート信託」の取り扱いを始めた。当初は本人が自由に財産管理でき、認知症の診断を受けた時点で払い戻しを制限する商品設計。発症後も日々の生活費など一定額の払い戻しの利便性は確保しつつ、手続き代理人による不正使い込みの防止、さらには先々の財産管理者が誰もいなくなるのを防ぐ仕組みにした。
顧客は金銭財産を信託する際、あらかじめ代理人を指定。発症前は自分で…
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