2022年4月1日号17面 北海道内金融機関、道東部の赤潮から半年、漁業者に対策資金

【札幌】北海道東部の太平洋沿岸で赤潮が発生し、ウニやサケなどが大量死してから約半年。北海道がまとめた漁業被害額は2月末時点で計81億9千万円と、国内の赤潮被害では過去最悪だ。道内金融機関は、道の制度融資などを使い漁獲が急減した漁業者らを支援している。
北海道信用漁業協同組合連合会が扱う道の制度融資「漁業振興資金」では、利子助成を通じ実質無利子化。現在、道に十数件の利用申請があり、近日中に初案件が実行される見通し。同信漁連は…
【写真】赤潮被害を受けた北海道釧路地区の白糠(しらぬか)漁港に並ぶ漁船(3月10日、北海道白糠町)
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