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2019年11月22日号4面 大手行5グループの2019年9月中間決算、純利益が10%減少

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決算会見に臨む三井住友FGの太田社長(11月13日、日銀)

 急がれるビジネス転換

 大手行5グループの2019年9月中間決算は、純利益の合計が前年同期比10%減の1兆5123億円だった。中間期の最終減益は3年ぶり。ボトムラインを下支えしてきた貸倒引当金の戻入益がほぼ無くなったこと、株式売却益が減少に転じたことが大きい。稼ぐ力を示すトップラインの業務粗利益は横ばいだが、外国債の売却益による寄与が大きい。本業である資金利益や手数料利益は振るわず、ビジネスモデル転換の必要性を強く意識させる結果となった。
 純利益は4社で減少、外債売却で業純補う
 純利益は、三井住友トラスト・ホールディグス(THD)を除く4社が…

【写真】決算会見に臨む三井住友FGの太田社長(11月13日、日銀)


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