2025年7月18日号10面 実像 岐路に立つ事業再生、地域の存続描けるか

地域企業の将来的な存続に向けて、金融機関による事業再生支援の機運が高まっている。「金利ある世界」の到来により、各金融機関が軒並み好決算を記録する一方で、企業の倒産件数は増加が続く。地域の持続性が取りざたされるなか、地元経済縮小の抑制や雇用の維持を見据えて、予防コストである事業再生の分野に、生み出した収益をいかに振り向けるられかが問われている。
■高まる“支援ニーズ”
「泣かれても怒鳴られても、淡々と事実を伝えるようにしている」。ある信用金庫の事業再生支援担当者が…
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