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ニッキン抄 2021.2.26

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 「切る」「落とす」「割る」は、「手形」にひもづく代表的な言葉である。商取引以外でも、期日を決めて何か約束事をした際、「手形を切った」と使ったりする▼中小企業庁は2026年をめどに、紙の約束手形の利用をやめるという手形を振り出した。産業界、金融界が歩調を合わせて、しっかりした工程表を作る必要があろう。約束手形は支払いサイトが長く、中小企業の資金繰り負担を重くしてきた▼全国銀行協会は、さらに紙の手形・小切手の全面電子化を目指す。管理の手間や紛失リスクを考えると、電子化のメリットは大きい。実現のカギは、三毛兼承・全銀協会長が言う通り「紙の支払い手段よりも安価で使いやすい」仕組みにできるかにある▼たやすくはないけれど、前政権が掲げた女性活躍推進のように、手形の世界で言うところの「ジャンプ」(期日の先延ばし)させては信用にかかわる。ましてや「不渡り」を出せばどうみられるかは、ご存じの通りである。2021.2.26


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