2020年2月7日号1面 地域銀行、預かり資産営業を改革、野村やSBIと協業

口座移管し対面特化
地域銀行で、大手証券会社と提携して預かり資産営業を抜本的に見直す動きが広がっている。山陰合同銀行に続き阿波銀行が野村証券と、島根銀行はSBI証券とそれぞれ協業する方針を決めた。システムや口座管理を証券会社に集約してコストを抑えつつ、銀行は顧客接点を生かして対面の販売やアフターフォローに特化する。販売会社同士がそれぞれの強みを生かす新たな連携モデルだ。
阿波銀は1月31日、野村証券と金融商品仲介業務の包括提携に関する基本合意書を締結した。野村証券徳島支店の…
【写真】提携の狙いを説明する長岡奨・阿波銀行頭取(左)と新井聡・野村証券副社長(1月31日、阿波銀行本部ビル)
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