2022年1月14日号1面 預保と金融界 2022年度の保険料率、半減 責任準備金目標は「比率」
負担減へ“攻防”大詰め
2022年度の預金保険料率(実行料率)は、現行の0.031%から半減以下となる公算が大きくなってきた。実現すれば、金融機関全体で年間1800億円以上の負担軽減となる。預金保険機構は0.015%を軸に調整しており、一層の引き下げを主張する民間金融機関との間でぎりぎりの攻防が続いている。3月22日に開催予定の預保運営委員会で最終決定する。
預保は金融機関の破たんに備え、預金者を保護するための責任準備金を積み立てている。原資は、金融機関が預金量に応じて毎年支払う保険料だ。その責任準備金残高が…
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